頭部マッサージも新座で!part.3

2020/02/22 あぶらや通信
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皆さんこんにちは。

今回も前回に引き続き脳のお話です。今回は残りの分になります。

 

運動系脳番地

・カラオケを「振り」付きで歌う

・歌を歌いながら料理をつくる

・階段を1段とばしで降りてみる

 運動系脳番地のトレーニングにおいて大事なのは、楽しみながら体を動かすということです。

 料理も五感をフルに使いますから、広い意味での運動です。運動系脳番地では、調理の最中も、次に何をすればいいのかが素早く計画されています。これに「歌を歌う」というアクションを付け加えることで、運動系脳番地に一定の負荷がかかります。

 

聴覚系脳番地

・ラジオを聴きながら寝る

・ニュースを見ながらアナウンサーの言葉を繰り返す

・遠くのテーブルの会話に耳をすませる

 寝ているときは、意識は聴覚に集中しています。寝ているときにラジオを聴くことで、聴覚系脳番地が鍛えられます。

 ニュースを見なが、アナウンサーの発言を正確にリピートすることは、聴覚系脳番地を刺激することになり、この作業を繰り返していると、やがて「聴いた内容を正確に覚える」という行為が脳の中で習慣化されていきます。

 

視覚系脳番地

・電車の中から外の看板を見ながら数字の「5」を探す

・鏡を見ながら、毎日10種類以上の表情をつくってみる

・街ですれ違う人の背景を推測してみる

 電車に乗って窓の外を見るときに、「看板の中から数字の5を見つけよう」「黄色い看板を探そう」というように、何らかのテーマを設定してください。

 特定の文字を探そうとすることで、視覚系脳番地の機能が強化されます。

 街中ですれ違う人がどんな人なのかを考えながら彼(彼女)を観察することは、視覚系脳番地のトレーニングになります。顔立ちや雰囲気、服装などから「この人はやさしそうな人だ」などと想像するしかないのです。このように積極的に相手の特徴をつかもうという努力こそが、視覚系脳番地を鍛えることにつながるのです。

 

記憶系脳番地

・1日20分の「暗記タイム」をつくる

・ 洋楽の歌詞を聴いて口ずさんでみる

・ガイドブックを持たずに旅行に行く

 脳はデッドラインを明確にすると、それまでに何とか作業を終わらせようとする傾向があります。毎日決まった時間を確保して、その間に集中して何かを覚えるようにしてください。

 英語を使った脳番地トレーニングでは「洋楽」の歌詞を覚えることがおすすめです。音楽に歌詞は文章と違い、言葉がメロディに乗っている分、覚えるのも楽です。耳で聴いて覚えたものを声に出すと、今度は口(音)から覚える形になり、これを繰り返すことで記憶を更に強化します。

 

以上になります。

みなさんが苦手とすることや衰えてきたなと思う脳番地を、この機会に鍛えてみてはいかがでしょうか。

コツは好きなことや得意なことから始めると、負担にならずに続けられるでしょう。そうして、今まで育ててこなかった脳番地にも連動して刺激を与え続けることで「なりたい自分」が目覚めていきます。枝ぶりの良い脳には、いい花が咲きます。みなさんの脳が持つ可能性を最大限に発揮するために大切なのは、夢を持ち続けること、そして、いつまでも挑戦し続けることです。