咳にご用心

2020/01/18 あぶらや通信
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こんにちは! 今回は咳(せき)、痰(たん)についてみていきましょう。

 

咳は、気管や気管支の分泌物や異物などを排泄する反射的な運動です。

痰は、肺や気道から分泌される粘液の量が疾患などによって以上に増え、喉から排出されるものです。

 

<咳の原因>

・ウイルスや細菌による感染

・花粉やハウスダストなどのアレルギー

・タバコのタール

などが挙げられます。

 

<咳・痰をともなう疾患(病気)>

・肺炎

・気管支炎

・気管支喘息

・百日咳

・肺結核

・慢性閉塞性肺疾患(COPD)

・肺がん

などがあります。

 

日常生活でできる予防法

1.風邪のウイルスを寄せ付けない

 風邪が流行する時期には、マスクをして外出から戻ったら手洗いうがいをしましょう。また、ふだんから体力づくりを心がけ、ウイルスに負けない抵抗力をつけましょう。

 

2.過労を避け、体力をつける

 ウイルスや細菌が体に入ってきても負けないように、バランスの良い食事や適度の運動を心がけて免疫力を高めましょう。疲れていると免疫力は低下するので、きちんと休息をとりましょう。

 

3.室温・湿度を調整する

 空気が乾燥するとウイルスに感染しやすくなると言われています。ウイルスが増殖できない環境を作るために、室温が20~30℃に、湿度が60~80%になるように調節していきましょう。湿度の調節は、加湿器のほか部屋に濡れタオルを干したり、お湯を沸かすことで行うことができます。

 

まだまだ寒い時期ですから、日々の心がけてで乗り切っていきましょう。